行きつ戻りつ

走ったり、投げたり、時に釣ったり、何か作ったり、生きてりゃ行き当るとりとめなき事を

快復の兆し

土曜日、2.5kmまでヒザは大丈夫だった。なので去年走り始めた頃によく使った3kmコースを行ってみた。

いつもより入念に準備体操をする。時間をかけると痛み始めそうな気がして、早く走りきってしまおうと最初から飛ばす。あの頃はこんなスピードではとても走れなかったなぁ。1年前を思い出しながら走る。

折り返し点を過ぎ、残り1kmの交差点まで来ても、ヒザは何ともない。そのままペースを落とさず、最後はぜえぜえいいながらゴール。ヒザは全く無事だ。何の違和感もない。タイムを見ると去年より3分も早い。あの頃だって、それなりに自分を追い込みながら走っていたのだ。ちんたらやっていたわけじゃないのだ。

それが1年後、1kmのLAPを1分も縮めることができた。あの頃がよっぽど遅かったということなんだろうが、そうは言っても1kmで1分。大変なことだ。嬉しいじゃないか。

しかしここで、いきなり距離を伸ばそうなどと考えない方がいい。大会へのエントリーもまだ早い。そういうモードになってしまうと、きっとおれは無理をする。しばらくはこの3キロを走ろう。1年かけてまた最初のコースから出直そう。