行きつ戻りつ

走ったり、投げたり、時に釣ったり、何か作ったり、生きてりゃ行き当るとりとめなき事を

モチベーション維持とかいう言い訳の元に

新しいランニングシューズを買うことにしたので、ひとまず候補となるブツを手当たり次第アマゾンのカートに投げ込んでみた。

今うっかり購入確定ボタンを押したらえらいことになるなぁ、などと思っていたのだが、望んでもいないのに突然向こうからやってくる人生におけるそこそこえらいことに較べりゃあ、ある日8足のランニングシューズがいっぺんに届くことなんか、大したことじゃあねえやな、という考え方もできる。

しかし、ソーティーマジックが4足、ターサジールが2足、ウェーブエンペラーとハンゾーが各1足届いてもしょうがない。そもそもサブ4すら達成していないおれが、サブ3をもくろむレベルの猛者用のソーティマジックを4足も手に入れてどうしようというのだ。こんなのを履いてその気になって、闇雲に走り込んだ日にゃあ、おれの足など大リーグボール3号の連投により投手としての命脈を絶たれた星飛雄馬の左腕のように破壊され、ランナー人生は、早晩終わってしまうのだたぶん。

しかしなぁ、ここのところ走力向上も足踏み感があるし、記録向上を狙える時間はもうそんなに残されちゃいないはずだと考えるのが、まぁおれの年齢からすると妥当だろう。

となると、普通に考えれば穏当な選択だと思われるターサジールあたりで手を打つよりは、一気にギアを上げるために、上げざるを得ないようなシューズを手に入れるってのもありなんじゃなかろうか。それで壊れそうだなと思ったらとっととお蔵入りにして、また自分にあったレベルのシューズを履いて出直すだけのことじゃないか。

さてー、どうしたもんかな。