本当ならばいま頃は、14キロあたりの坂を慎重に越え、去年全てが終わった25キロ地点を駆け抜け、全く記憶に残っていないふるさと広場の風車を眺め、さてーこれからが本番じゃー、と痛み始めた脚に閉口しながらも残り10キロ付近に差し掛かっている筈だった。 …
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