行きつ戻りつ

走ったり、投げたり、時に釣ったり、何か作ったり、生きてりゃ行き当るとりとめなき事を

牽強付会

6〜8月と200キロを超えて走った反動だったのかもしれない。やっと涼しくなり始めたのに9、10月は、150キロ前後しか走れなかった。

なので11月にはいってからは、こんなんじゃ届かないぜサブ3.5、と思ってちょっと頑張っている。昨日までの走行距離は150キロを越えた。

最近スマホに配信されてきた記事によると、今年の横浜マラソンで優勝した人は、週に何回かは5時起きでキロ3分台で20キロ走ってから朝メシを食って子どもを保育園に預けてから更にまた走って出勤し(!!)、神宮外苑で行われた24時間走で優勝した人は、月に1000キロ(クルマか!!!)走っているという。

ちゃんと読んでみたら、もっとすごかった。

 

彼らにだって、走ること以外に費やしている時間もエネルギーもそれなりにある筈だろうから、全くもう呆れるほかない。

あとひと月もすればおれはアラ還なんて括りに入ってしまう。彼らのようなトレーニングは、もちろんやろうとも思わない。なので壊れない範囲で自分なりに頑張っているんだが、その割には記録が伸びなかったり、あっちこっちつっぱらかっていたり、ダメージがなかなか回復しなかったりする。

しかしだ、最近気づいたことがある。本当に記録を伸ばせる20代30代に真面目に継続して走ったりせず、もちろんレースにも出たりしなかったおかげで、実はおれには圧倒的なアドバンテージがあるのだ!

つまりおれには若かった頃のハーフやフルの記録がない。だから真に体力勝負の競技で、55歳にもなってこれから出す記録が全て生涯最高記録になるのだ。そういうことなのだ。

あ。

しかしまだ小6の時の記録、1キロ3分42秒を抜いていないし、もちろん高校2年の時の記録、1.5キロ5分0秒も抜いていない。

1キロ3分42秒はともかく、1.5キロ5分はさすがにちょっと無理だな。今そんなスピードで走ってはいけない。そこはまぁたったの1キロや1.5キロだ。あの頃のおれには40キロはもちろん、20キロだってきっとまともに走れはしない。ということで、あんまり気にしないことにする。

それでいいのだ。