行きつ戻りつ

走ったり、投げたり、時に釣ったり、何か作ったり、生きてりゃ行き当るとりとめなき事を

干し柿作り 〜その2〜

さて、渋抜き開始から3日たった。

袋を開けてみたけれど、見た目にはあんまり変わっていない。ひとつ食べてみた。おお、本当だ。全然渋くない。潰れてしまっているのがあったので、これも迷わず食べる。晩飯前だというのに2個めだ。

cookpadにはお世話になっているし、疑っていたわけではないけれど、あんなに渋かったのが、これだけのことで普通に甘い柿になるというのは、やっぱりちょっとした驚きだ。いや〜なんだか嬉しいなぁ。

枝がついているのといないのは半々ぐらい。枝がついていないのには竹串を刺してタコ糸を結ぶ。

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でけた~。意外にマメだねぇ、と言われたりするけど、実は仕事は雑

さて、あとはベランダにどうやって干すかだ。物干しを使うと洗濯物が干せないのだ。

天井にエアコンの室外機をぶら下げるフレームを設置するためのボルトがあるので、それを緩めて紐を結び、横木をぶら下げてそこから荷造りひもを垂らす。それにタコ糸をくくりつければうまく行くはずだ。

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完成〜!まるで不揃いだが干せればいいのだ。

大らかというか、行き当たりばったりというか、詰めが甘いというか、やっぱりどうにもおれらしい具合になってしまった。そうだ、最近やたらここいらにたむろしているカラス対策もしなければならない。

うちには16歳のミニチュアダックスと13歳のネコがいるが、共に争いを好まないタイプ。どんなに言い含めても、柿を守るために戦ってくれそうにはないよなぁ。

そこで、カラス除けの竹串を横木に装着した。これで抜かりはない!ホバリングしながらついばむなんて器用なことはできないだろうから、目ざとく見つけたとしても、これなら奴らも諦めるだろう。

カラスよ、毎朝駅に向かう道すがら、手を伸ばせば届きそうなところにとまっているお前らには恨みはないどころか、むしろ仲良くなりたいとさえ思っちゃうおれだが、こればっかりはキミらにはやれんのだよ。

後は、乾燥した好天が続くのを祈るだけだ。でも、ここしばらくの予報が最高気温が20度前後ってのは、干し柿作りにはちょっと高い気がするんだよなぁ。

しかし、この季節に作るものなので、これでダメなはずがない。さて、どうなるどうなる?