行きつ戻りつ

走ったり、投げたり、時に釣ったり、何か作ったり、生きてりゃ行き当るとりとめなき事を

練習日記190908〜SIT⑦

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毎日書くのが、煩わしくなったので、気が向いた時に書くことにした。

7回目のSITである。しかしなかなか早くならない。

目標は6LAP全てをキロ2分台のペースで走れるようになることなんだが、今日は3:09〜17。

持久力よりもスピードの方がつきにくいというのは、感覚としてよくわかる。それにしてもタイム上では、ほとんど進歩が見られない。

ただ、呼吸の苦しさや足腰へのダメージということでは多少改善されたような気がする。まぁ、効果がない筈がないので、もうしばらく続けてみるのだ。

 

練習日記190903

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連日のランニングでさすがにくたびれてきたが、明日は完全休養日なので、10キロ走っておいた。2キロ目で思いっきりスピードを上げたら、4:10だった。1キロでかなりバテたので5:30まで落とした。

すると雨が降り始めた。念願のシャワーランだ。5キロくらい行ったらあまり激しくならないうちにやんだ。横浜あたりはもの凄い豪雨だったようだ。このあたりまでは及ばなかったらしい。

ゴールに向けてペースを上げてみたが、4:30止まり。目標のひとつに、時速14キロで10キロ走るというのがある。キロ4:17で時速14キロだ。んー、道は遠い。

練習日記190902〜SIT⑥

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もうひと越え、行ってみんかい!

うっかりしていた。気がつけばSITの5回目から2週間のご無沙汰である。2週で6回走るんじゃなかったのか⁉︎

全LAP全力、ということで計算せず全力で走る。しかしじゃ、わしゃ短距離は遅いんじゃ。高3の時、100メートルを二日酔いで走って13.9秒だった。体調が良くても大して変わらなかったはずだ。50メートルは確か7.0秒だ。

50も半ばになって、野球部時代にもしなかったこんなきっついトレーニングをすることになるとは、思いもしなかった。走った後のスクワットをルーティーンにしたので、ふんがー、とか言いながら50回。

今日は、何とかLAP3まで2分台で行けた。確かにタイムは伸びている。よっしゃ、頑張れ。

 

練習日記190901

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昨日の14キロ走で足が重いが、ゆっくり走れば疲れも抜けるだろうと走ってみた。

キロ7分半からスタートした。このまま行こうかと思ったが、じわじわとペースが上がっていく。無理にペースを押さえるのもイライラするので上がるに任せて走る。

ラスト1キロは4:30まで上げてゴール。スクワット50回も追加した。何が疲労抜きじゃ。ヘトヘトじゃ。

でもスッキリした。疲労もたぶん抜けたんだろう。

 

練習日記190831

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ゆっくり、ではないな、やっぱり

いくつになっても、あぁ、今日で夏休みも終わりだと思ってしまう。

明日は始業式だが、宿題は全く終わっていない。残り時間を逆算しながら、ひとまず提出しても突っ返されない程度にやっつけていく。毎度お馴染みの辻褄合わせだ。

そんな学生時代だったことと無縁ではなかろう。8月の走行距離を少しでも稼ごうと走りに出た。

今日はゆっくりでいいよん、と一応自分に言い聞かせてからスタートした。時刻は午後6時近く。夏の盛りが過ぎたことを肌で感じながら走る。一昨日の筋トレでケツ筋が張っている。効果があったということだ。よしよし。

決してゆっくりではないペースで14キロを走り切り、スクワットを50回追加して終了。いい感じに負荷をかけられた。

10月のハーフまであと50日あまり。足がつつたりせずに1時間40分くらいでフィニッシュできるところまで持っていきたい。

練習日記190829〜筋トレ

走ろうと思ったが、今日はくたびれているのだった。

部屋でゴロゴロしていたが、なかなか出かける気になれない。

そうか、こういう日は筋トレだ!その手があるじゃないか。最近めっきりサボってたしな。これから走らない日は筋トレだ。

腹筋、背筋、体幹、スクワット、フロントランジ、ストレッチ。

結構一生懸命やったら、これから少しばかり走るかな、というくらいに元気になった。でもやめておく。走るのは明日でいい。

 

練習日記190828

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なんだかだるいので、ゆるゆる行くつもりでいたのが、走る前に10キロのビルドアップ走の動画を見ていたら、体がそのモードで動いてしまった。

キロ5分で行き、最後は4:30まで上げるはずか、2キロで4:30まで上がってしまった。明らかなオーバーペースなので、5キロまでは頑張って、そこで一旦終わることにした。

ゴールはもういっぱいいっぱいだった。ただ、この平均ペースは浦安のハーフとほぼ同じだ。レースでならできることが、練習ではできない。1人で自分を追い込むのはなかなかできることではない。

本当に早い連中ってのは、そのリミッターを外せるんだろうかなあ。

練習日記190826

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無難にビルドアップ

足は重いわ、体はだるいわ。3キロくらいでUターンして帰ろうかと思ったが、ヨタヨタ走るうちに、エネルギーが巡り始めた。

それに素直に従って走ったら、じわじわとペースが上がった。

明日は絶対温泉だー♨️

練習日記190825〜インターバルトレーニング

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まだまだぢゃ!

10日ぶりのインターバルトレーニングだ。2度と前回のように腑抜けたタイムでは走るな、と突っ込み気味で走り出す。当面の目標は全LAP3分台だ。まだまだ届かないだろうと思っていたら、2LAPも3分台だ。しかし、このペースのまま行けば最終LAPまで持たないと思い、3LAPはペースを落とした。

いや、それはつまり勇気がないだけのことだ。追い込むことを恐れ、姑息な調整をしているのだ。壁は心の中にある。

それでも4LAPは3LAPを上回り、最終LAPは今日の最速だった。4LAPの後半で既に胃がムカムカした。でも本当はまだまだ余裕があるじゃないか。

帰ってシャワーを浴びて晩飯を食べようと思ったら、こんな番組をやっていた。

NHKスペシャル | “ふたり”ならもっと強くなれる~「絆」で目指す世界の頂点~

予備知識ゼロで見始めて、思わず背筋が伸びた。視覚障害者のマラソンで2:56:14の世界記録を持っている道下美里さんの身長は144センチだ。背が高くて足が長いヤツはいいよなぁ、有利だよなぁ、と思っていたが、おれの身長は170センチだ。足が短けぇだの、心肺機能の適性がないかもしれないだの、そんなもんはつまり全部言い訳だ。

サブ3に届くとは全然思えない。キロ4:15で42キロを走り続けるなんぞ、想像を絶する。そこまでの努力=結果、と真摯に受け止め、つべこべ言い訳せずにできることをただやるだけである。

誰がなんと言おうと東京オリンピックには断固反対だが、そこに参加する選手たちは応援したい。気の毒なのでなおさらそう思う。

しかし、入場料を払う気は全く無い。というわけでマラソンにだけは応援に行こう。

 

練習日記190822

本日の走行距離、10.9キロ。やっと今月も100キロを超えた。少ないがまあ仕方がない。去年は230キロも走っている。そりゃ頑張りすぎだ。

昨日はなんだかくたびれて、ちょいちょいと筋トレをやるだけにした。

今日こそは力を抜いて走るのだ。遠回りしていつもの公園に着き、4周走ってストレッチ&軽く筋トレ。まだそこそこ暑いが、もはや真夏ではない。

バネのあるフォームで滑らかに周回路を走る若者がいた。うらやましい。どうしたらそんなに軽快に走れるようになるのかのう。

練習日記190820〜Viva autumn!

25度以下なんて、何日ぶりだ。これを待っていたんだよ。

ただ昨日は久々の14キロ走だったので、今日は5:30ペースで走るのだ。のんびりにこにこランなのだ。

最初の1キロは5:27。よしよし、その調子だ。しかし次の1キロは5:07。またしてもカラダが脳を出し抜いてしまった。

もうしょうがないので、逆らわないことにした。オーバーワークとか思わないことにする。

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今夜、足がつったりしませんように

 

BORN TO RUN再読

より速くより遠くまで走れるようになりたいなら、暑くても走った方がいい。わかっちゃいるけど、今年はなかなか思うに任せない。インターバルトレーニングやSITだけじゃ、10月のハーフはパッとしないかもなぁ、と思う。

そこで、もう一度読むことにした。

 

 

素晴らしい。最終章の銅峡谷でのレースを前にしたカバーヨ・ブランコのアジテーションが心を打つ。

なぜ走るのか、なぜそれが愛すべきことなのか。それを確かめるために、ちょいと走りに行っちゃおうかな、という気分になる。

しかしそこでふと考えてしまう。おれは彼らのように、本当にそれを愛することができるんだろうか。楽しさや喜びを愛する、だけならばわかりやすい。苦しさや疲労も全てひっくるめて愛する?正直そういうものは、あんまり愛したくない。いったいどういうことなんだろう。

共に走る仲間や、支えてくれるチームがいるから、ということではないはずだ。走ることそのものの中にそれがあるのだ。この本を読めばはっきりとわかる。

わかるにもかかわらず、走ることに真剣に取り組めば取り組むほど、それはおれにとってやっぱりいわばある種の修行、苦行に近づいて行くのだ。修行を愛する?語義矛盾ってやつじゃないのそれ。

そもそも愛するってなんだ。走れることが嬉しい、ってことのなんかもう少し先にあるもんなのか。

確実なのは、少なくとも走らなければわからない、ということだ。

仕方がないので、明日からまた走ることにする。

 

 

練習日記190816〜SIT⑤

 

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もうちょい、もうちょい何とかならんか

そうは思うものの、カラダがついて行かない。何しろもう全身の酸素が絞り尽くされるような苦しさである。

いや、その通り。ちょっと盛って書いてみたんだが、それでもあと10秒同じペースで走ったら、カラダがパンクするだろう。もっとも山で熊にでも出くわしたりしない限り、そんな命がけでは走れないだろうけれども。

6LAPを終えた後は、胃の辺りがムカついた。走ってそんな具合になるのは、ほとんど初めてのことだ。出がけに月見団子を3つばかり食べたのがいけなかったのか。

高校生の頃1500メートルを走ると、決まってアタマの血管がどくどく波打って、締め付けられるような頭痛がしたものだ。これがなけりゃもっと速く走れるんだがな。いつもそう思っていた。大人になってみたら、嬉しいことにアタマはなんともない。でも、その代わりに気持ちが悪くなるのでは、これもまた困りものだ。

最後のインターバルをよろよろと歩き、ベンチに寝転がった。台風10号が残していった風が木立をざわつかせ、草むらを渡ってゆく。3色の灯りを点滅させながら飛行機が縦横に夜空を飛び交いみるみる小さくなってゆく。食べ頃を過ぎたプラムのような満月が昇ってくる。不自然な動きで目を引く怪しい星でもないだろうかと目を凝らすと、時折コウモリが視界をよぎる。

そろそろ回復したか?と思って立ち上がったら、まだフラフラする。

超スロージョグで帰路に向かい、しばらくそんな調子で走っていたらようやく人心地ついた頃に家に着いた。

 

練習日記190814〜インターバルトレーニング

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自分で自分をほめたいです

公園に着いてなお、やらずにこのまま帰る理由をどうしても探してしまう。これから30分あまりのしんどさを思い、スタートが切れない。だから、覚悟が決まるのを待たずに、不意打ちのようにいきなり走り出した。

しかし1周目で早くもうんざりする。ラップを重ねるごとに強まって行くペースダウンの誘惑と戦いながら走る。

そんな思いをしながら走っても、大したタイムはでない。2月に参加した浦安のハーフでは、17キロを走ってこんにゃろーとスパートしたら、18キロ目のラップは4分15秒だった(その直後足がつった)。なんだかなぁ、そのタイムとほとんど変わらない。レース中のテンションを差し引いたとしても、3分のインターバルがあるのに、それで4分13秒はないだろうよ、と我ながら思う。気温の影響はこんなにもでかいのか。

よし、決めた。気温が25度を切るまでインターバルは封印だ。暑くても走れるようになる必要など全くない。しばらくはSITと普通のランニングだけにする。

それでいいのだ!